◆俳優 津田寛治さん◆

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初めてララさんに会った時の印象は「パワフルなオバチャン」といった感じだったのだが、今にして思えば、あの時から今に至るまで、僕の中の花山ララさんは少女なのだ。

誰もいない公園の片隅で、一人うずくまって遊んでいる女の子に「いーれーて」と声をかけてしまったような感じだ。

ところが、その女の子はとんでもない暴れん坊将軍で、なにかにつけて暴力を振るうのだった。
そのパンチの痛いこと痛いこと…。

時には今まで創り上げたものを全部壊してしまったりもする。

そう…女の子は生まれながらの破壊大王だったのだ。

でも、余りにも気持ちよくボカンボカン壊していくので、そのあっぱれな破壊っぷりに気がつくと僕らは拍手をしていたりする。

そんな40カラットの舞台…最近観てないなあ…。

また元気もらいに劇場行こうかな…「破壊大王の少女」が今も健在なのを願って。



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